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第10話 『取得』

販売課からの連絡でスターターというものを販売するらしい。

YO2では無かったものだ。YO2にはDP以外はなかったのでユーザー困惑は必至であろう。

F『ストラクチャーデッキをもらえるみたいだが、新規向けなのかな???』

当然普通の人ならそう考えるだろう。しかし、新規用のビギナーズパックなぞA部長は考えるはずもなかった。

このデッキの中身はYO3では未発売のものが多く含まれていて全ユーザーが注目しないわけがなかった。

Dフォーマーやブラックローズドラゴンなどの有効なモンスターが入っていてユーザーはすでに多くの金額を支払った。

さらにこの中にOCGのカードがふくまれていた。(どうやら価値的には何もないようですが…)

OCGのユーザーすらも巻き込もうという魂胆であろうか。このスターターにはDVDのインストールディスクが同梱されている。

しかしよく考えてみてほしい。このディスクを購入するユーザーの多くはほぼ、移行するYO2ユーザーである。1枚購入では済まない彼らがこのディスクをどう思うのだろうか。

ほとんどゴミにしかならないのである。フリスビーにしてもあぶないし、なんにしても遊戯王のプリントがされており、見られたら

コトである。金額は900円。正直にいえば、この金額はディスクさえなかったらもっと削減できたような気がする。もっといえば

取り扱い説明書はほとんどの項目で決定していないことばかりなので??が多い。これではまったく使いものにならない。

このようにしてYO3はほとんどベータバージョンで見切り発車スタートを切った。

スターダストライジングのパックが発売された。正直売れ行きは上々である。スターターもだ。ただカードの取得方法はYO3になって少し変わっていた。

従来のマイレージはすべて消失である。もっていた多くのユーザーはMPをYO2で交換していた。人気だったのは死霊騎士デスカリバーであった。YO内での通貨のようなものだった故だろうか。

課金でふえていたBPはそのままのこった。これは課金すると積み重ね式に増えていくところは変わっていなかったが使い方が異なった。

カードゲームのアーケードといえば某SE○○社のWCCF、三国志大戦などが有名であるがこのシステムはゲームをプレイしたあとに必ず1枚のカードが出る。

これはいわゆるプレイのあとのお楽しみであり、このカードがもらえることでさらにゲームの深みが増していく画期的なシステムなのである。

YO1発足時に当局はこのシステムを採用した。1900ATKのモンスターがまだ強力なデッキの時代にデュエル後出るのである。そしてデッキが強化されまたデュエルするようになっていくのである。

そういった強力なモンスターばかりが出るわけではないのではあるが…たとえ負けても出るカードで救われることもあるのかもしれない。

YO2もこのシステムを流用した。カード自体もどのパックで出すかは(ある程度廃盤カードはとれない規制はあった)選択できたのである。

マッチならば20円で3枚取れる。イベントでも負けカードが1枚もらえる。イベントの内容ではパックカードでは無いものもあったが…

YO3発足の課金システムは以上のものを踏まえても何か特別な理由、または特別な力が加わって変更がくわえられたのであろうか。上記のような理由とは全く違う方式がとられたのである。

ポイント交換のカードパック購入はYO2ではMPといわれるマイレージシステムでおこなわれた。パックはデュエル後もらえるので廃盤のカードがほしくなかったら必要はなかった。

正直人気がなかったこのシステムが採用されたのである。MPの代わりにBPという形で。

OCGというリアルなカードでのプレイはカードを買ってそのまま勝負する。デッキを組む。まさにこのシステムとなんら変わりがない。

いや手に残らないDATAのカードである以上、それ以下のものと言わざるを得ない。15BPで5枚、30BPは300円。1枚で30円である。OCGと価格はいっしょになった。

前述したとおり、YO2のカードは10円以下である。3倍の値上げである。

これにはユーザーの反発がひどかった。予想通りである。じつは公開前に緊急にこのシステムでの協議会議が行われていた。

つづく。
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これなあに?

eeeeeeeee.jpg


一体なんでしょう?

第9話『過渡』

2/24、3/5の遊戯王オンライン3の正式スタートが告知された。いよいよYo2の終了告知である。
と同時に過疎化がはじまった。2/27、2/28は最後のガンスリングが行われているところであった。
さらにβバージョンの不安定さ、重さ、圧倒的な完成度の低さなどがたいがいのユーザーは不安になっていた。
細かなところではMPといわれるマイレージサービスポイントの不明さであった。
とあるユーザーからはメールによってこの件について本部に問い合わせているようだ。しかし返信は全く不明瞭な生返事であった。
筆者が推測するに、当時の本部はA部長の胸三寸で右にも左にも大きく変わっていたため、営業部や開発が答えられなかったのではないかと考えている。

さてこのような状況が長続きするわけもないのだが、遊戯王という億単位のゲームにどっかりと乗っているA部長にそのような意見など届きようもなかった。

さてそういったなかでYO3チームコミュニティはどうなったのか。

そもそもYO2でのチームはどのような機能があったのか。チームは、フレンド機能とブラックリスト機能※とは別に
1:1のものから、集合体としての付き合いができる(しかも国籍をえらばない)画期的なものであった。じつはこのチーム機能はユーザーの意見からできた機能の一つで
おそらくはB次長のYO2発足時にいれたプログラムだったのだろう、はじめから実装はなかったがあとから追加された。
YO3のβバージョンはあくまですべてがテストであり、混乱の元になりえるのでチーム機能は本スタートまでは実装を中止することなっていた。
ところがいざ3/5のスタートになってみるとそれ以外がゴタゴタでチーム機能など後回しにされていたのである。
それどころかチャットシステムが構築できていなかったために連絡がとれず元チームデュエリストは困っていたのである。改めて『ユーザーが話す』ということがどんなに大事かと再認識した。
したがって引き継ぎもアナウンスされていたわけではなく、不安に満ち満ちた無数のチームは次々に潰れていった。

あるものは完全にできていないことに失望し、またあるものは自分のブログにこのような成り行きを津々浦々に書き、またあるものは料金の無料に喜びを隠せないでいた。

F『無料…たしかYO1で無料のロビーを作っていたがカードがもらえなかったことでのバランスをとっていた。しかし…あれは終了前に用意した一種の
イベントのようなものだったはず。まず、無料での運営なぞできるはずもない。PASSでの購入300円とクレジットカードだけでは…』

まったくこのことこそ、A部長の恐るべきデュエル無料課金システムの煙巻きにすぎなかった。
いくら無料でも初期デッキでは楽しめない。初心者は追いつくためにイベントに参加するだろう。しかしそのイベントに勝つためには強力なデッキが必要になる。
初心者はどうやっても新パック新カードでの交換が絶対不可欠である。であるならばその新パックは現プレイヤーは購入しないのか?
答えは否!といわざるをえない。
結局のところこの課金をする必要があるのは全プレイヤーである。課金しなくても良いプレイヤーはイベントに参加できない=トレードができない=資産がふえない
という公式なのだ。
課金はYO1、YO2と同様のシステムをとってきたことから、この方向転換は多数のデュエリストを引退させることとなってしまった。
当時のカード取得にたいして本部はこう答えている。
Q:カードの取得のレアリティに対しての確率操作はされていますか?
A:いいえ、すべてに対してランダムです(キッパリ)
全くのウソである。確実にそのレアリティは存在した。本当にすべてランダムであるならば、出にくい出やすいがあるわけがない、個人的にあったとしても
統計論からいえば確実にバランスは良くなっていくはずなのだがそういうことはまったくない。現に存在するのである。
もともとのOCGの封入率という考えからすれば既にご承知のとおりである。同様にするのがおそらくは普通だろう。
ではなぜ同様の確率だ、などという妄言を放つのか?
あくまで予測であるが決定されていることの一つ一つが『面倒臭い』においがしてくる。
政策開発側の態度というよりは営業側の態度が考えが色濃く反映しているように思えた。逆に政策開発サイドからは気が気でなかっただろう。
まるで自分たちの考えのように報告されていることは真意でなかったと思うのだから。

つづく。

※フレンド機能とブラックリスト機能とは…チャットでの話の中で自分と気が会うユーザー通しがすぐに発見できたり赤字といわれる個人的なやりとりができた。
他にもDメールといわるお手紙システムではフレンドとチーム固定ではあるが、不在のときに伝えることができた。
ブラックリストはチャットが見えなくなるという機能。また、フリー対戦ではマッチングはしないように設定されている。

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